欲しいものへの恐怖


先日インドの旅 その2のブログで書いたpen↓内容のごく一部より・・・。

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思い出してみると、
新しいものへの憧れや欲求はかなり高かったかも。

兄弟4人の3番目だから、
身の回りのものの98%のほとんどお下がりとお古で育ってるから。

t-shirt洋服からshoe靴、水着、絵具道具や習字道具箱、
裁縫道具セットなど学校のあらゆる教材、笛や制服や学生カバンまで。

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自分専用の新品をなかなか手にしたことがなかった・・・

 

そうやって育った私にも、

忘れもしない、小4のとき。

 

はじめて、母に欲しいものがあるから
一緒に見て欲しいと、相当なほどの、かなりの勇気を振り絞って伝えたことがある。


どれくらい勇気がいるほど、私にとって敷居が高いというと・・・


記憶のあるだけで、このお願いは、

この小学4年生ときと、

19歳のときに成人式の着物を一緒に見て欲しいと頼んだ、その2回しかない。

(※↑このとき、試着している私の前で母はほとんど、うとうと寝ていたsleepy
   理由は、お前がそれがいいなら自分は見る必要ない、と。)



通っていたそろばん塾の少し斜め前のお店にかわいい洋品店t-shirtdenimがあった。

そのショーウインドウのマネキンが着ている、

レインボーカラーで色付けされた風船の絵が描いてある、
きなり生地のフードパーカーがどーしてもすごく欲しかった。


小2の終わり8歳のときには、
そろばんの日商検定3級をスイスイ合格passしている、

当時まだ9歳か10歳の私にとって、


なんでも努力すれば、
なんでも人一倍練習すれば、できないことはない。無理なことはない。


なんでもできるんだ!と・・・

まるで証明するかのような特級特進状態で学校生活も進んでいた。

 

ときどき、ふと、
そのフードパーカーを着ている自分を想像したら嬉しく楽しくなったが、

その分、やはり、、、落ち込んだ・・・

 

人には手に入らないものがある、と断念の練習を繰り返す、苦悩な小学4年生(笑)

 

けどあきらめきれず、、、

ほとんど毎日、school学校の帰り道に遠回りになってもその洋品店の前に行った。

 

「もし、今日、マネキンが違う洋服を着ていたら、あきらめるんだぞ!rock」って

何度も自分に言い聞かせて。

 

でもほんとは違う。

安心するために・・・確認するために何度も行っていた。

まだ売れていない、残ってる、誰も買ってない。大丈夫だ、と。


まだまだ可能性はあるんだ、

やっぱあきらめちゃいけないんだと。

 

 

それでもやっぱ母には、

買って欲しいとは言えない・・・

 

家族6人分の洗濯物をよくたたむのを手伝っていた幼い頃よく見ていたものは、

もうたたむことも難しい、裁縫でなんとかもできない、
ボロボロで穴だらけの母の下着だった。

 

洗濯場にいる母に、

「これ~って誰の?」って笑いながら平気で聞ける幼少の私に、


「それは、おかあさんのだよhappy01」って

笑顔で明るく返ってきた。

 

そのときからずっとずっと子供心に、

自分が大きくなったら、まず最初にいっぱいお母さんに洋服を買ってあげよう!って

思っていた、私が、、、、


買って欲しい洋服があるんだ、なんてどーしても言えなかった。。。

 

 
けども、

「なんかわかんないけど、今なら言えるっって気がするっー!!!」ってときが急に到来して


母は忙しいので、

じゃあ、今度の木曜日ねってことで約束が決まった。

 

な~~んだ、言えないことは、ないし、

母もなんとも思ってないみたいだし、一安心だ。



もし、人生で使う「勇気の量」の決まっているとしたら、

その90%はスキー場skiで使ってしまったぁーーーーimpactと豪語していた20代の自分なら、

小学4年生のこのときにすでに、90%使い切ってしまっていただろう。


それくらい勇気を振り絞っても、

希望に向かって願いが叶う喜びにとても浮かれた。
 

しかし、その翌日、school学校へ行くと、

 

 
なんと!クラスの女の子が、そのフードパーカーを着てきてしまった・・・・



それを見た周りの子たちが、その服かわいいね~と連呼している。

それもクラスの中でもかわいいランク上位の女の子だから、

新しくかわいい服がよく似合い、人目を引き、一段とよく目立つのである。


彼女の家は、その洋品店の隣のパーマ屋さん。

 

 

あーぁ、どうしよう、、、お母さんになんて言おう・・・

もう欲しくなくなったなんて、言えないよぉ。

 

忙しいお母さんがせっかく時間を作って、自分のために合わせてくれたのに。

 

今思えばさぁ、

ほんとのことを話せばよかったんだよね。たとえ泣きながらでもweep

(※母は当時、私が泣くと話を絶対聞いてはくれない人だった)

 

そうすれば、

欲しくなくなったんじゃなくて、
それをもう他の子が買ってしまって学校へ着てきてしまったからで


本当はずっと欲しかったんだけど、
なかなか話せだせなくて、、、それでも、やっとお母さんに言えたこと、


忙しいお母さんが私のために「一緒にいって買ってくれようとしている」ことが

どれほど嬉しかったということもきっとわかってもらえたし、

 

欲しいといって、翌日にはもういらない→それを、

あきっぽいとかわがままだとか思われてしまうのではないか?と心配したり、

親に嫌われるじゃないかと脅える必要もなかったし、

 

無理したり、隠したり、
全然平気って我慢する必要もなかった。

 

欲しいものに付きまとう、いくつもの恐怖。

もっと早くに勇気をだすこと
本当のことを話すこと、


嫌われるんじゃないかと心配したり、

欲しい服や母とやっとできた買い物の約束も、もう二度と、
もうこれから無くなってしまって、そんなチャンスはもうないんじゃないかと不安になったり


そういう子ね、あなたは。とレッテルを貼られて決めつけられてしまうのではないか、と

臆病になったり、、

周りからの自分への評価が下がるのを極端にビクビク緊張したり、とか、。

 

他にもまだまだ、

バレたらどうしよう?これで失敗したらどうしよう?とか
うまくできなかったら?失ったら?

お金が無くなったらどうしようすぐにいい結果がでなかったらどうしよう?とか、

成功者になれなかったら、成功できなかったらどうしよう?とか、


みんな誰でも、大人になっても、いっぱいいろいろあるけれど。

 


結局、

その欲しいものに付きまとう、いろいろな恐怖を乗り越えることができなかった私は、



楽しそうに嬉しそうに振る舞いながら、、、自分にウソをついて・・・

ありがとうを何度も連呼して、

 

あったあったよーぉーこれ、って見せて、

母にはじめて勇気を出して、

欲しいと言って買ってもらった、風船の絵の付いたフードパーカーを、

 

その子がそろそろ着てこない時期を見計らって

学校に着て行った日に、

 

「ねぇ、これって○○ちゃんが前に着てたやつとおんなじじゃない?」と、


流行り遅れで、

それもマネしたかのように見つかってしまい、、、

 

それ以来、

ずっといつも人と服がカブらないようにしている気をつけているhappy02

 

 

 

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